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　「発起設立」「資本金の中に現物出資なし」「許認可の申請なし」の場合の株式会社設立方法を説明します。又、許認可が必要な事業か確認することが必要です。

１　設立項目の決定

株式会社設立の手続きを始める前に、やらねばならないのが“設立項目の決定”です。

　１-１　会社設立の手続きを始める前に用意しておくべき１０の項目

以下の設立項目は定款を作る時までに決めておく必要があるものです。

• 商号（会社名）

• 事業目的：「どのような事業を行って利益を生み出すのか」を明文化する。

• 本店所在地

• 資本金：最低半年の運転資金を用意する。

• 資本金を出す株主の構成

• 機関設計

• 事業年度

• 会社の印鑑を４種類用意しましょう。

• 印鑑証明書

• 設立費用

２　　定款の作成と認証

定款とは、会社の基本ルールをまとめたものです。会社に対して作成が義務づけられており、設立登記の際に必要となります。

    ２-１ 初めての方でもできる定款の作成方法

定款には、初めての方でも穴埋めするだけで定款を作ることができる雛形をダウンロードすることができものが多くネット上にあります。

　　２-２　４万円節約できる電子定款の作り方

定款に貼る収入印紙代の４万円を節約できます。しかし、実際には専用の機器を用意したり、特殊なソフトウェアを使用する必要があります。紙の定款の方が安くおさまる場合が少なくありません。

    ２‐３　定款を作成したら定款の認証へ

次にその定款を第三者に証明してもらうために公証役場で「定款の認証」が必要になります。

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