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簿記の流れ

4.日単位、月単位、年単位での仕事がある

こうした経理の仕事は、毎日の業務、毎月の業務、年単位の業務の3つに分けられます。

     (1)毎日の業務 
現金・預金の出し入れや、商品の販売や仕入れ、交通費や給料の支払いなど、会社で発生するさまざまなお金やモノの出入りを、帳簿に記録していく作業です。 
 取引が発生したら「伝票」に記入し、一定のルールにしたがって取引内容を分類します。

     (2)毎月の業務 

 販売や仕入れなど、比較的金額の大きいお金の出入りは、月単位で処理します。請求書を発行したり、取引先への支払い処理を行ないます。また、給料の支払いも毎月の業務となります。 
 帳簿を締め切って合計と残高を計算する作業があります。全体の内容が一覧できる「試算表」をつくります。

     (3)年単位の業務 
年単位で行なう業務には、決算・納税、年末調整、予算策定があります。決算・納税が、最も重要な業務となります。

5.簿記の流れ

次に、日々の取引の仕訳から決算書の作成に至るまでの、簿記の流れを押さえましょう。

     (1)取引発生 
簿記上の取引は、企業の日々の活動に発生する、すべてのお金やモノの動きを指します。 

     (2)仕訳をする 
日々の取引を勘定科目に分類して、伝票(入金伝票・出金伝票・振替伝票)や仕訳帳に記入していきます。振替伝票や仕訳帳の欄は左右に分かれており、それぞれを「借方」「貸方」と呼びます。

     (3)元帳を作成 
仕訳された取引を勘定科目別に転記します。すべての勘定科目別の記録を1冊にまとめたものが「総勘定元帳」です。

     (4)補助簿を作成 
取引の詳細を記録するために、現金出納帳・売掛帳・買掛帳・固定資産台帳などの「補助簿」を作成します。

     (5)試算表を作成 
総勘定元帳は、一定期間ごとに締め切って合計と残高を計算します。この結果を一覧表にまとめたのが「試算表」です。記帳がチェックでき、会社の経営成績や財産の状況も確認できます。

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 行政書士 島 法務事務所

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